段差への工夫や手すりの設置、ゆとりのある間取りなど、賃貸でもこうしたバリアフリー設計の物件を利用することは可能です。体が不自由な人はもちろん、小さな子どもにとっても過ごしやすい環境が整備され、安全設計の部屋を求めてチョイスする人も少なくありません。しかしながらバリアフリー賃貸の物件量は、全体からみると決して多いものではないです。新築や大規模リフォームがされた物件ならまだしも、それ以外の賃貸ですとまだまだバリアフリーには未対応という現状があります。

そうした中でも効率的に探す方法としては、まず物件情報サイトでバリアフリー賃貸に絞って検索するやり方です。多くの不動産情報サイトはキーワード検索や条件検索に対応しており、特定の物件に絞って探し出すことが可能です。写真や動画もすぐにチェックできますので、希望に適う部屋なのか見極めもしやすいと言えます。あるいは、不動産会社へ直接行って相談をするのも良いでしょう。

すぐに内覧へ行かせてもらえることもありますし、実際に見せてもらった上で判断できます。部屋探しで失敗をしないためにも、内覧は必ず行なうようにしましょう。写真で見るのと直接足を運ぶのとでは、印象が違って見えることも往々にしてあります。古い写真のままになっていることもあるため、情報をそのまま鵜のみにしてしまうのも良くありません。

また、ニオイや日当たりなど、実際に見てみないと分からないこともあるでしょう。